スマートフォンのバッテリー保護や
　　　　　　　　注意したいアプリについて

・スマホのバッテリー長持ちさせる方法。
1.常に100%まで充電しない
　バッテリーの劣化を防ぐため、充電残量を20%から80%の範囲でキープすることが理想
2.手前に傾けてスリープ解除をオフに設定しましょう(iPhoneの場合）
　これをオンにしておくとiPhoneが大きく動くたび絶えずロック画面が表示された状態になりバッテリーを消耗します。 　　設定→画面表示と明るさ→「手前に傾けてスリープ解除」をオフにします(グレー表示）
　　　　　　　　　　　
・怪しいと言われているアプリはインストールしない。
1.Simeji　　
　Simejiは人気のある日本語入力キーボードアプリですが、過去にユーザーの入力情報を不正に収集する問題が指摘されています。
　また、Simejiは以前から不祥事が確認されている中国の百度（バイドゥ）が運営しておりセキュリティ面で不安が残ります。
　 ※アカウントの削除方法
　1.Simejiの「設定」を開く。
　2.ページ上部のアカウント名をタップする
　3.「アカウントの削除」をタップする
　　となっています。
2.Temu　　
　Temuは中国で運営するオンラインマーケットで卸売り並みの手頃な価格の通販サイトです。
　頻繁に無料チケットや15,000円分無料などのチケットを表示し販売すると同時に購買者情報を収集しています。
　ところがアメリカの複数の州やユーザーから訴訟を起こされています。
　・Temuはユーザーの同意なしに広範なデータにアクセスする権限を持つように設計されている。
　・収集したデータをユーザーの同意なしに第三者に開示する可能性がある。
　・データ収集は、ユーザーのプライバシーを侵害し、セキュリティリスクを高めている。
　クレジットカード情報などとんでもないという事です。
　※Temuの退会＆アカウント削除の方法【消し方手順】
　1.「マイページ」を開く
　2.「設定」を選択
　3.「アカウントのセキュリティ」を選択
　4.ページ下部にある「Temuアカウントを削除」する
　5.注意事項を読み、「続ける」を選択
　6.退会理由を選んで「続ける」を選択
　7.最終確認で「削除」を選択してリクエスト完了
　ともかくアプリの削除だけではダメで退会をしておくことです。

　いやーびっくりしました。
　こんなに堂々と詐欺アプリが出てくるとは。
　先日知人が「OSをアップデートしたところプリンターで印刷が出来なくなった」とのことでプリンタドライバーを修復することにしました。
　GoogleでEpsonのプリンタドライバーを検索したところ複数のページが表示されました。
　一般的に検索の上位に表示されるものに正規ページの場合が多いものです。
　しかし料金を払って上位に載せているものも増えています。“スポンサー”や“広告”と表示されているものもそれで信用できないものもあります。注意しましょう。
　
　何気なく一番上のURLをクリックしました。
　（URLの再確認をすべきだったのです。矢印）
　画像の様にEPSONドライバ「無料ダウンロード」？？と思いながらクリックすると今度は毎月400円？のサブスクです。
　よく見ると会社名がPCHelpSoft詐欺もどきの会社だったのです。
　この会社はマルウェアと呼ばれるアプリを販売しているのです。

　※マルウェアとは
　・パソコンなどにインストールを促し
　・パソコンの動きを遅くしたり
　・ウイルス感染等ないようなことをあるように見せかけて
　金銭をだまし取るといった悪意のあるソフトウェアの総称です。

　もし、誤ってインストールした場合は
　設定→アプリ→インストールされているアプリの出てきた一覧の中からインストールしたアプリ名を見つけ出し
　右の…(三点)マークをクリックし「アンインストール」を実行すれば解決されます。

　注意しておきたいのはクレジット契約をしてしまった場合です。
　アプリをアンインストールしただけではクレジット解約はできないのです。
　引き落としは続けられてしまいます。
　もう一度提供会社にアクセスし解約の申し入れをしなくてはいけません。

　私はスマホだからと言って安心できません。
　ウイルスアプリやマルウエアは多いのです。
　また「ダウンロード無料 アプリ内課金」のサブスクにも注意しましょう。

SMSで友達のメッセージやサイトの認証番号などを受け取る方は多いと思います。
　気を付けたいのは従来から送られてくる配達業者詐称の「不在通知」携帯電話会社等の「利用料金の確認」等です。
　届いたメッセージには連絡先に登録してある電話番号からですと登録者名が登録されていない番号からのメッセージですと電話番号が表示されます。
　[＋81 80 5158 426*]等です。
　頭の+は国際電話識別番号、次の二桁が国の番号（日本は81）次の番号からが電話番号で0は省かれています。
　そこで電話番号が正規のものか確かめてみましょう。
　殆どの場合Google等の検索で調べると詐欺電話かどうか確認できます。
　Googleで検索するときは電話番号の頭に0を加えます。
　[090 1916 891*]
　Answer
　「この電話番号の業者は悪徳業者の可能性が高いので、絶対に問い合わせしてはいけません！」と表記されていました。
　また、迷惑メッセージや受信したくないSMSがある場合、相手を指定して受信拒否（ブロック）できます。
　また、連絡先（電話帳）に登録してある相手からのみ受信するようにもできます。
　iPhoneですと：
　設定→メッセージ→「「着信拒否した連絡先」に電話番号を追加で受信拒否にできます。
　
　また同じ設定項目で「不明な差出人をフィルタ」をオンにすると連絡先（電話帳）以外のメッセージは別のリストに振り分けられます。
　アンドロイドでは：
　アプリを起動し画面上部の縦にドットが三つ並んでいるアイコンをタップ→「設定」で
　・登録外着信拒否
　・非通知着信拒否
　・公衆電話着信拒否
他が設定できるようですが機種やキャリアによっても違いがあるようです。詳しくはGoogle等で調べてみましょう
　また、気を付けたいのはYahoo等でログインする時認証方法で使っているときは設定項目に注意する必要があります。

　Amazon等Webサイトで商品を購入する時には気を付けましょう。
　以前から言われていた事なのですが「商品により送料や手数料が異常に高い」ということです。
　先日ティパックを購入しようと検索すると“おーいお茶プレミアム”が500円で出品されていました。
　通常1,000円近くする商品です。
　特別安いので2箱注文しようと思っていました。
　“カート”に入れてよく見ると請求額が2,750円になっているのです。
　送料が2,250円？？
　私はAmazonプレミアム会員になっているので普通送料は無料のはず。手数料は？
　これが噂の“ぼったくり”です。
　キャンセルし他の送料無料901円を購入しました。
　間違って“今すぐ購入”をクリックすると大変な事になっていました。
　Amazonですから返品はできるのですが送料・手数料は戻ってきません。
　また、以前にはこんなこともありました。
　
　こちらもAmazonでしたが20,000円程度だったお思います。
　写真のタブレットを注文したのですが届いたのは本体だけでした。
　こちらは販売元が中国の販売店でした。
　当然キーボードとタッチペンを送るように催促しましたが「キーボードとペンは別売」との事。
　それは掲載の写真とは違うし明文化されてもいないので詐欺ではないかと販売店とＡｍａｚｏｎにクレームを入れました。
　また、国民生活センターへも報告しました。
　何回もメール等で請求したところ後日キーボードとペンが送られてきました。
　消費者は黙っていてはいけないと思います。
　注意したいものです。

　スマホやパソコンを使っていて「ID、パスワードを入れてください」で困ったことがありませんか。
　この時知っておくと便利なのが実はIDやパスワードはスマホやパソコンの中に保存されているのです。
「ただし”画面ロックを設定”しておく等パスワードを保存する設定が必要」
　☆スマホの場合
　iPhone：
　設定→パスワード→登録サイト
イ）パスワードを確認したい登録サイトをタップ
ロ）"……"をタップすればパスワードが表示されます
　
　Android：
　こちらはブラウザー単位のようです。
　Chrome：
　ブラウザーを開き右下等にある"…"ボタンをタップ→パスワード「保存したパスワード」下の登録サイトをタップ→目のマークをタップするとパスワードが表示されます。
　
　Firefox：
　ブラウザーを開き右下にある"三"ボタンをタップ→パスワード→「保存されたログイン情報」の下の登録サイトをタップ→パスワードの"…"をタップ「開示」で表示されます。
　
　困った場合実行してみてください。
　※パソコン版もAndroidと同じ仕様です。
　こちらは後日掲載します。

私のところにも画像のように沢山のなりすましメールが届きます。
カード会社や楽天、Amazon中には銀行を装ったメールも届きます。
　中には知り合いのメールアドレスで送られてくる詐称メール（なりすまし）もあるのです。

　前回は差出人名は合っていてもメールアドレスが不審だったら詐欺メールと記載しましたが今回はメールアドレスも正しい場合です。
これも特に気を付けなくてはいけません。

これは三井住友銀行を詐称したメールです。URLもsmbc.co.jpで検索しても本店の情報が出てきます。
　「カードを停止しました。下記のURLをクリックして正しい情報を更新してください」等の内容でIDや口座番号、パスワード等を詐取しようと言うのです。

　また、題名にメールアドレスが違っていた場合のMAILER-DAEMON や Mail Delivery Subsystem、メールの返信“Re:”の記号を表示し返信を装うものもあります。いずれも差出人メールアドレスは正しい場合が多いのです。

　「送信者メールアドレスのみでしたら他人が送ることは簡単です。ちょっとしたプログラムの知識があれば送れます」
と言う事なのです。
それでは知っている差出人の正しいメールアドレスからのメールは判断できないの？

　実は判断できる方法もあるのです。
　それは殆どのメーラに用意されている「ヘッダーの表示」です。
　niftyメールでは全ヘッダー表示をクリックで表示されます。
　
　Outlook2019等では着信メールをダブルクリックで開き、ファイル(タブ)→情報→プロパティで表示されます。
　
　その他スマホでもメールアプリにより表示出来るものも多いと思います。
　表示されたヘッダーに次の3つの検知項目があるのです。
1.[SPF] のフィールドに[pass] と表示されていれば本人。[failL]と表示されれば偽と言う事になります。
2.[DKIM]=pass
3.[DMARC]=pass
同時に2.、3.もpassであれば送信元メールアドレスは正しいと言う事になります。

　もし偽メールを受け取っても無視するのが一番です。
　削除をするためクリックやダブルクリックをしたために不都合が起こる可能性が無いとも言えません。
　プロバイダーやアプリにより利用できるのであれば該当メールアドレスを拒否する/フィルターする/報告するのも良いと思います。

　現在偽サイトや詐称メールに騙される事例が多発しています。
注意しましょう。
　先日はある方が古い携帯は使えなくなるので新しい形式の携帯に取り替えました。
　すると早速携帯会社を詐称した「利用停止予告」「電話料金が払われていません」のメールが入ったのです。
　下にインターネットのアドレス（URL）がリンクされています。
　こんな時は携帯会社に電話するのが一番でURLは絶体クリックしてはいけないのですがURLを確かめる方法もあります。
　「WHOIS検索」というサイトです。
https://tech-unlimited.com/whois.html
　
　ドメイン名/IPアドレスの窓に「https://○○.com/」の//の後の“○○.com”等次の/までの英字を入力し検索します。
　メ−ルですと＠マークの後の"yahoo.co.jp"等の英字を入力します。
　次に「WHHOIS情報を検索」をクリックします。
　すると英語表記でわかり辛いのですが下の方に設置者の国や住所が出てきます。

　本来連絡用の電話番号やメールアドレスが記載されているのです。
　しかし詐称サイトは「REDACTED FOR PRIVACY」又は空白等連絡先が伏せられている場合が多いのです。
　このようなURL（https://www.****等)場合はクリックし表示してはいけません。
　ただし、Adomin等の情報が正しく表示されていたとしても記載されていいる企業や組織が発信しているとは限らないのです。
　それが詐称メールです。
　加入しているクレジット会社や銀行、友人等のURLを表示しながら実は詐欺組織のメールだったりするのです。
　近い内に詐称メールやSpamメールについて記載します。

　コロナワクチンの接種記録はその都度更新されると思っていませんか？
　私も実はそう思っていて3回目を接種したのですが1か月過ぎても更新されません。

　また、愛媛県内宿泊割引キャンペーン「疲れたら、愛媛。新みきゃん割」が4月11日から始まります。
　割引の条件として、「ワクチン・検査パッケージ」（ワクチン2回摂取またはPCR陰性結果証などの提示が必要）を活用します。
　※テレビでは「ワクチン3回接種」と放映されたと思ったのですが？

　そこでアプリ内の「よくあるお問い合わせ」で質問してみました。
　すると「デジタル庁 接種証明書アプリサポート窓口」から返信がありました。
そのまま掲載します。
　「過去に発行した接種証明書の内容が自動で更新されることはありませんので、すでに接種２回目までの証明書発行がお済みの場合は、再度本アプリでマイナンバーカードを読み取り、新たに接種証明書の発行を行う必要がございます。

　発行をする際は、アプリ表示画面の右下の「+」マークをタップしていただくか、左上「三」表示の三本線マーク （ハンバーガーメニュー）をタップ→「接種証明書を発行・追加する」をタップしていただくと、発行のお手続きが可能です。

　また、最新の接種記録を反映した証明書の発行には接種後数日から数週間かかる場合がありますが、対象の市区町村のワクチン接種記録システム（VRS）へ接種記録が登録され次第、即時接種証明書の発行が可能となります。
　※接種から接種証明書を発行できるようになるまでの期間は、市区町村によって異なります。」
とありました。

　早速手続きすると3回目接種記録が追加されました。

　　

12月20日「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」が公開されました。
先日は入院患者の面会に「ワクチン接種証明書を明示してください」と言われました。
後日ある施設に入場する際は目的等を記入するのですがやはりコロナワクチンの第1回接種日、第2回接種日を記入する欄が設けられていました。
現況では施設等に入場する時はワクチン接種の証明が必要な場合が多いようです。

ワクチン接種を証明するには接種後に渡されるシールでもいいのですが持ち歩くには剥がれそうで？台紙に張る？
今後は「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」をインストールしスマホに表示される証明書で大丈夫そうです。
今後集会で求められる機会も増えるかもしれません。

使い方は簡単で先ずアプリをインストールします。
次に「新型コロナワクチン接種証明書アプリ」を起動しマイナンバーカードをスマホの下に置き(くっ付ける)ます。
必要な項目をタップしパスワード(マイナンバーカード発行時届けた4桁の番号）等を入力し表示される順に手続きをすればOKです。
次からはアイコンをクリックすると証明書が表示されます。
表示された証明書をタップすれば更に詳しい記録内容やQRコードが表示されます。

デジタル庁のページでは「新型コロナワクチン接種証明書」には：
氏名、生年月日、接種記録（ワクチンの種類、接種年月日、ロット番号など）が記載されます。
それらに加えて、海外用では、パスポートの国籍や旅券番号が記載されます。
とあります。

ダウンロード先URLは次の通りです。
iPhone用
https://apps.apple.com/jp/app/id1593815264

Android用
https://play.google.com/store/apps/details?id=
jp.go.digital.vrs.vpa

　パソコンやスマホで表示されているウインドウ(画面)をスクリーンショット(プリントスクリーン)で保存された経験は多いと思います。
　ただしテレビの番組表やアプリの操作説明など表示画面より長い情報が1ページに作成されている場合どうしていますか？
・表示されているウインドウをスクリーンショット次にウインドウをスクロールしてスクリーンショット？
　パソコンでWindows10の標準ブラウザーEdgeの場合は簡単で右上の3つの点々のマーク(設定など)をクリックしメニューの「Webキャプチャー」をクリック、出て来たツールバーの「ページ全体をキャプチャー」をクリックし→保存(右上部)→「名前を付けて保存」をクリックしデスクトップやピクチャー等のフォルダーに保存します。





（設定で「ダウンロードの開始時にダウンロード メニューを表示」がオンになっていない場合は「ダウンロード」のフォルダーに自動保存されますが拡張子に".crdownload"が付加され扱いにくいと思います。）
※この場合はEdgeの設定を替えておきましょう。



　右上の3つの点々のマーク(設定など)をクリック→設定→ダウンロード（左の作業ウインドウ）→「ダウンロードの開始時にダウンロード メニューを表示」の右のボタンをクリックし"ブルーの背景ボタンで右に丸印"に替えておきます。現状がブルーだと何もしない。
　Chromeなど他のブラウザーでもショートカットキー等を使って出来ます。検索してみてください。

　スマホでiPoneの場合はホームボタンとサイドボタン（機種により音量を上げるボタンとサイドボタン）を同時押しスクリーンショットを撮ります。
　左下に表示される縮小ウインドウをタップします。
　スクリーンショットの編集画面が表示されます。



　上部右の「フルページ」をタップします。
　（フルページのウインドウが縮小表示されます）
　編集が終われば上部左の「完了」をタップします。
　「PDFをファイルに保存」をタップします。
　表示されたウインドウで保存先を選択します。
　「このiPhone内」をタップすると標準のファイルアプリ内「最近使った項目」に保存されています。

　以前知人がスマホで撮った写真を印刷して欲しいと来られたことがあった。
　早速スマホに入っているSDカードを取り出してパソコンに繋いでみると「データなし」？
　良く話を聞いてみるとスマホの電源を切らないでそのままSDカードの出し入れをしていたらしい。
　機種や設定によっては「SDカードのマウント解除」を行わないといけない場合もあります。注意しましょう。
これが原因でSDカードが読み取り不可能に。
　それでも何とか復帰のできる道もあるがこの時ばかりは駄目だった。
　パソコンンも同じで原則としてSDカードやUSBメモリー、外付けディスクなどは「ハードウエアの安全な取り外し」を実行して本体機器から取り外しましょう。
　
　又はエクスプローラーを開きウインドウ内左の「フォルダーツリー」のUSB等と表示されているドライブを右クリックし→「取り出す」をクリックします。
　それでも「このディスクは現在使用中です。・」の表示が続く時があります。
　この場合は「パソコンをシャットダウンし数分後取り出す」。
　でも良いのですが安全を期して「サインアウト」して再度ログイン後「安全な取り外し」を実行します。
左下のスタートボタンを右クリック→シャットダウンまたはサインアウト→「サインアウト」をクリックします。
　
「サインアウトしています」が表示され暫くするとパソコンの電源を入れた状態になります。続いてパスワード等を入力しパソコンを起動→「安全な取り外し」の実行です。